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【SS】兄貴不在!?きりりんの家出旅!? オリジナルファイルへのリンク 桐乃「はぁ~こんなとこまで来て、なにやってんだろ。あたし・・・」 桐乃「勢いで来ちゃったケド・・・ハァ・・・」 ―――――今朝 大介「桐乃、ちょっとそこへ座りなさい。」 桐乃「ん?お父さん?おはよ~なに~?・・・」ネムネム パサッ 大介「なんだ?このポスターは!」ドンッ 桐乃「何って・・・夏にイベントがあるんだけど、そのイベントにあたしが広告モデルとしてオファーされたの。 その時に使われる試作のポスターだけど?」 大介「そういう事を聞いているのではない!この格好はなんだと言っているのだ!?」 桐乃「え・・・だって、夏だし・・・」 大介「そのイベントとやらが近づくと、町中にそのポスターが貼られるんだろう?不埒な格好をした桐乃が!」 桐乃「不埒って・・・ただの水着じゃん!お父さん、過剰になりすぎ!それにこれは・・・っ!」 大介「もう!知らん!・・・・・こんな格好をした桐乃が、町中に晒されるのか・・・!?」ブツブツ 桐乃「お父さん!!ちゃんとポスター見てよ!!」ダッ ・・・バタン――――― 桐乃「はぁ・・・どーしよ・・・ジッとしててもどうにもなんないし、ちょっと歩こっ・・・」 桐乃「・・・京介・・・あのバカ何してんだろ・・・」 桐乃「・・・海か・・・・・」 ((京介「桐乃ぉ~~待てよぅ~~あはは~~」)) ((桐乃「京介ぇ~~つかまえてみなさいよ~~うふふ~~」)) 桐乃「・・・はっ!!キモッ!あたしキモッ!なんて想像してんのよっ!!」ブンブン 桐乃「お、落ち着け・・・あ、あたし・・・・・ん?わぁ~キレイな貝殻!!・・そうだっ!」 桐乃「・・・よし!出来たぁ!」フゥー 桐乃「うはw意外と上手くできたw記念に写メ撮っておこうっと♪」ピロン 桐乃「そうだ!あいつらにも見せてあげよっとwえーと、メールメールっと」ピッピッ 桐乃「うーんと『海岸なうwキレイな貝殻で貝殻文字作ったwヽ(`Д´)ノ』送信っと。」ピッ 桐乃「それにしてもキレイな砂浜!・・・砂浜と言えば・・・やっぱアレかなw」 桐乃「や、やっちゃったwか、書いちゃったwあたしのキャラじゃないってのw!」 桐乃「///らしくない!うん!消そう!うん!」アセアセ ???「何を書いているのでゲソ?ん~?ア、アニ・・?」 桐乃「え!?ちょ、ちょっと!!見んなって・・・あれ?ゲソ?」 桐乃「あ、あれ!!イ、イカちゃんじゃない!?え??本物!?本物なのーーーっ!?」ハァハァ イカの人「お主、わたしを知っているのでゲソか?」 桐乃「もちろん!ねぇ~イカちゃん!あたしの妹になってよっ!!ねぇ~お願いぃ~」ハァハァ イカの人「・・・・・」(うっ、なんかこの感じ・・・まるで誰かさんと一緒じゃなイカ・・・) イカの人「ところで、お主はこんなところで何をしているのでゲソ?」 桐乃「かくかくしかじか。」 イカの人「ふーむ。日頃から水着を着ているわたしは、一体どうなってしまうのでゲソ・・・」 桐乃「イカちゃんは別に怒られないってwwイカちゃんこそ、どうしてここにいるの?」 イカの人「かくかくしかじかでゲソ。」 桐乃「いたずらして怒られて、飛び出してきたんだwてか、イカちゃんってさぁ―――」 桐乃「―――随分と話し込んじゃったねw」 イカの人「・・・確かお主、桐乃という名前だったでゲソね?」 桐乃「うんwそうだけど、どうかした?」 イカの人「出会ったとき、何を書いていたのでゲソ?桐乃の名前と兄のことが書いてあったような気が・・・」 桐乃「え!?あ、あれ?べ、別に大したことじゃないっての!た、ただのおまじないっ!」 イカの人「おまじないでゲソか・・・いいじゃなイカ!!是非とも侵略祈願を・・・!」 桐乃「ええ!?詳しいことは、ほ、ほら、イカちゃんのお家のお姉さんに聞いてみたら?ねっ?」 イカの人「うーむ・・・じゃあ、そうしてみるでゲソ!」 桐乃「そんなことより、ねぇ~イカちゃんさぁ~ほんとに家に来ない??今からでもいいよ!うっさい兄貴がいるけどw」 イカの人「わたしには帰るべき所があるでゲソ。だから無理でゲソ!ただし!友としてなら後日、遊びに行ってもいいでゲソ。」 桐乃「え!?マジでマジでw!?超うれしいwww絶対だかんね!」 イカの人「じゃあ、そろそろおいとまするでゲソ。」 桐乃「ええー!もっと話、したかったなー」 イカの人「あんまり皆を心配させるわけにはいかないでゲソ!桐乃にも待っている家族がいるんじゃなイカ?」 桐乃「そりゃ・・・そうだけど・・・」 ???「おーーーーーい!」 イカの人「お?ひょっとして・・・桐乃の兄が迎えに来たんじゃなイカ?すごいじゃなイカ!さっそく、おまじないの効果が表れたでゲソ!」 桐乃「イ、イカちゃん、おまじないの事はもういいってw!兄貴?ないないwないってwだって、誰にも居場所言ってないし~」 イカの人「でも、こっちに向かって来てるでゲソよ?それじゃ、わたしはそろそろ行くでゲソ!暗くなる前に早く帰るでゲソよ~」 桐乃「あっ!?もう!?絶対に遊びに来てね~イカちゃ~ん!!またね~」 桐乃「・・・行っちゃった・・・可愛かったな~w」ムフフ ???「なーに、気味悪い顔して笑ってんだw??」 桐乃「はぁ!?だ、誰がっ!!・・・って、あ、兄貴っ!?な、なんで??」 京介「よう!誰かと一緒だったのか?」 桐乃「そうそう!!あのイカちゃんに会った!!本物のっ!!」 京介「は、はぁ・・・イ、イカと?よくわからんが・・・よ、良かったな。」 桐乃「でしょーw今度、家に遊びに来るんだって!すんごい楽しみw」 京介「は、はぁ・・・イ、イカが?家に?遊びに来る!?・・・た、楽しみだな。」 桐乃「そうそう!あんたさ、なんであたしの居場所が分かったの?誰にも言ってないんだけど!」 京介「おまえ、黒猫と沙織に変なメールしただろw?」 桐乃「べ、別に、変じゃないし・・・で?」 京介「そのメールに位置情報が添付されていたらしい。それで分かったというわけだ。」 桐乃「あっ!そうか!」 京介「どういうことだ??」 桐乃「あのね・・・最近あやせとメールする時にさ、やたらと今どこ?って聞かれるから『今ココ』って位置情報も一緒に送ってるんだw それで設定もずっとそのままにしてあるからさ、あいつらにも位置情報が送られたってわけ。」 京介(あ、あやせ・・・) 桐乃「で?あんた、何しに来たのよ?」 京介「何って、迎えに来たに決まってるだろうが!家に帰ったらよ、珍しく親父がおふくろに怒られていたから、 何事かと思ったら・・・このポスターが原因だったんだな・・・」ペラッ 桐乃「何ぃ~?あんたもなんか文句あんの!?」 京介「い、いや、キレイに撮れてるしスタイルも良いと思うぜ。さすがだ。それによこれ、サンプルだろ?」 桐乃「バ、バカ!へ、変な目で見ないでくれるっ!?・・・あたしもさ、ちゃんと言ったんだけど・・・」 京介「まぁ、親父のことだから・・桐乃の格好だけに目がいってしまって、ちゃんと見てなかったんだろw 親父も詫びたいって言ってたぞw早とちりだったってなww」 桐乃「・・・まぁ、勝手に飛び出したあたしも悪いし・・・」 京介「それは、家に帰って親父に言えよ、なっ!・・・ちょっと歩こうぜ。」 桐乃「あ、うん。そだね・・・」 京介「そうそう!ここに来る途中、ちょっと調べたんだけどこの海岸ってウミガメが産卵にくるらしいぞ。 近くに国立大学もあって、研究もされてるみたいだぜ。」 桐乃「へぇ~確かにここって、ずーっと向こうまで海岸が続いてるし砂もキレイだし、良い場所なのかな?」 京介「そうかもな~うおっ!なんだ!このデカい植物は!俺と同じくらいの背丈はあるぞ!?」 桐乃「ここは、あたしにまかせてっ!」パシャ 京介「ん?写真撮って、どうすんだよ?」 桐乃「わからない花とか植物を調べてくれるアプリがあんのっ!」 京介「おお!それはすごいなー俺もスマホ買おうかな・・・」 桐乃「お!わかったw『アツバキミガヨラン』だって。北アメリカ原産の常緑性低木で、剣のような形をした葉っぱが特徴だって。」 京介「ほんとだ!葉っぱが剣みたいだw痛っ!いってー!ほんとにすんげー尖ってるじゃねえか!」チクッ 桐乃「ちょっと、バカ兄貴!何やってんの!?ほらっ、さっさと手出して!絆創膏貼ってあげるからっ!」ガサゴソ 京介「あ、ああ。悪いな・・・サ、サンキュー」アセアセ 桐乃「はいっ!おしまいっ!・・・ったく山登ったときは、知らないものには勝手に触るなとか偉そうなこと言ってたくせにっ!」フンッ 京介「うっ・・・す、すまん・・・」(´・ω・`) 桐乃「わ、わかればいいのっ!!・・・・・さっきから気になってんだけど、海の向こうに見えるあれって島?」 京介「ああ、あれか~あれは位置的に・・・知多半島だなー」 桐乃「まじっ!?あれが噂の・・・っ!!」 京介「ん?知多半島になんかあんのかー?」 桐乃「今ね、知多半島には『知多娘。』っていう知多半島をPRするキャラクターが市や町にたくさんいるのっ! みんなとっっってもかわいいんだぁ~~YouTubeに観光PR動画もあるしw!見る?見る?」ムッハー 京介「・・・い、いや、今はいいっス・・・」 桐乃「そう?あたしもさ、たま~に千葉をPRしたりする仕事あるじゃん?地元をPRするもの同士、負けられないっしょ!」 京介「そういえば、そうだなー桐乃も千葉モノレールや自動車ディーラーのマツダで仕事してたもんなw」 桐乃「そうそうw・・・機会があれば、いつか一緒に仕事してみたいな~」 京介「・・・さてと、無事に桐乃も見つかった事だしそろそろ帰ろうぜー」 桐乃「うん。ところでさ、そのポスター・・・あげよっかw?もう衣装は決まってるみたいだし・・・」 京介「・・・い、いるかよっ!てか、どんな衣装になりそうなんだ?」 桐乃「ここは夏らしく、ベタに浴衣になりそうだってwだから、もうサンプルはシュレッダー行きだけどw??」 京介「・・・す、捨てるんならもらっといてやるよ!い、1枚印刷するのに、どれだけコストがかかってると思ってるんだ?それによ・・・」ブツブツ 桐乃「はいはいwwwわかったってばwww」 兄貴不在!?きりりんの家出旅!? 終 ロケ地:三重県津市 白塚海岸、町屋海岸 次回予告
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469 名前:【SS】:2012/10/02(火) 02 10 01.53 ID EbQ+FEVA0 SS『兄のベッドの下談議』です。 実は前スレから温めてたネタだが、このスレタイを見て投下せざるを得なくなった。 SS『兄のベッドの下談議』 「ねえ、あんた前になんでこういう妹モノのゲーム好きになったのかって聞いたじゃん。」 ああ聞いたな。でもなぜ俺のベッドの下を捜索しながら話す。 そうこうしているうちに桐乃は俺のコレクションを広げ、ある疑問を俺にぶつけてきた。 「じゃあさ、あんたのベッドの下の本はなんでメガネ物ばっかなワケ?」 うぐっ。痛いところを突く。理由はあるっちゃあるんだが、果たしてここで言うべきか。 桐乃の若干苛立った表情を見る限り、ちゃんと答えてやらないと俺の部屋から帰らない つもりだぞこれ。 「ちゃんと答えてよ。怒らないから。」 これ、間違った答えをいうと怒られるんだろうな。 いつになく真剣な顔でじっと俺を見つめてくる桐乃に観念した俺は、正直に話すことにした。 「俺のベッドの下、お袋にバレてるのお前も知ってるだろ。だからバレても最悪誤魔化せるように、 当たり障りの無いものを選んでたんだよ。例えば、俺が妹物のエ……そういう本持ってたら間違い なく家族会議だ。」 「あー。だから妹モノがなかった……わけ。ふーん。ふーん……。」 俺に背を向けたまま、桐乃は何か考え込んでいるようだったが何を思いついたのかこちらに向き直る。 「じゃあさ、ホントは妹モノの本、読みたかったの?」 ブッ。どうしてそういう発想になる。さも俺が妹モノ好きと取れる発言をするんじゃない。 それはお前だろうが。 「読みたかったんでしょ?」 顔が近い。だがこれは実の妹だ別に意識することなど何もないはずだ。などと考えていると、 桐乃は意を決したように次の言葉を口にした。 「あたし、シャワー浴びてくるから、1時間後、あたしの部屋に来て。」 そうして1時間が過ぎ、俺は桐乃の部屋の前に立っている。 最後に発した桐乃の言葉がぐるぐると頭の中を回り続けている。 「まさか、な……。」 いつか桐乃から「人生相談」を受けたあの日も似たような想像をしていたっけかと 思い返すとつい苦笑が漏れてしまう。けれど、俺と桐乃の関係はあの時とは随分と 変わってしまった気がする。果たして俺はこの扉を開けるべきなんだろうか。 そんな焦燥した気分の俺をよそに、中から呑気な声が返ってきた。 「そこにいるんでしょー。入ったら?」 扉を開くと、中にいたのは風呂あがりの桐乃。と山積みにされた妹モノ同人誌。 「あのー、桐乃さん?そこのダンボールは何ですか。」 「え、あたしのオススメ同人誌だけど。あんた、見たかったんじゃないの?」 恐らく、俺は今とんでもなく間抜けな声を出していることだろう。 そして桐乃は俺の考えを見透かしたように例の台詞を口にし始めた。 「あ、もしかしてあんたまた変な想像したでしょー。あーキモイキモイ。これだからシスコンは。」 こうなりゃヤケだ。いっそここに置いてある本全部読むまで居座ってやろうか。 「ほら貸せよ。今晩中に全部読んでやる。」 こうして兄妹の夜は更けていくのであった――。 「……よし。黒髪ロングの清楚系をセットしてと。そろそろお兄さんがチェックする時間のはず、 なのですが一向に戻ってきませんね、お兄さん。」 473 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 10 21 39.38 ID RZ59p3Ie0 469 おつ! きりりんって京介が本読んでると後ろから覗いてきて読んでるシーンの感想とか言ってきそうだよねw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (117x0517_560.JPG) オリジナルサイズ
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484 名前:【SS】都市伝説を追って 1/2[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 21 06 33.95 ID UXDYbfEa0 [9/10] 京介「桐乃が怖がってたあの話をちょっと調べてみたんだけどよ、この辺りって妙な都市伝説が多いんだな」 桐乃「都市伝説?どんなの?」 京介「こんな感じだな」 ・少女を生き埋めにする黒髪の美少女 ・真夏でもゴスロリ服を着ている幽霊少女 ・真夜中に響き渡る「うへぇ~」の叫び声 ・恐怖!土下座男 ・見ると幸福になれる2828兄妹 ・身長2Mの巨大侍亡女 ・夜な夜な防犯ブザーが鳴り響く公園 桐乃「この辺りって魔境だったんだ・・・」 京介「まぁ大げさに書いてるんだろうけどよ。 大体なんだよこの『恐怖!土下座男 』って・・・ どこが恐怖なんだ?」 桐乃「プライドの無さとかじゃない? この『少女を生き埋めにする黒髪の美少女 』があの話なんだ。 目撃談も多いし、本当の話なのかな・・・?」ブルブル 京介「・・・桐乃。安心しろ。 俺がそばにいるからな・・・」キュッ 桐乃「・・・うん。 ・・・そばにいてくれるのはいいんだけど、どさくさにまぎれて手を握るな」 京介(とは言いつつも払わないんだな) 桐乃「ねぇ、この『見ると幸福になれる2828兄妹』だけ毛色が違うんだけど」 京介「えっと・・・この辺りで有名なバカップル兄妹らしいな。 そいつらが仲良くしているのを見ると幸せな気分に慣れるらしい」 桐乃「ふ~ん。 ・・・・・・ねぇ、これからそいつらを探しに行かない?」 京介「そいつは面白そうだな。 どうやら見ればすぐ分かるらしいし、話とかも聞いてみてぇな」 (どうやれば都市伝説になれるくらい妹と仲良くできるんだ? 是非とも話が聞きたいぜ) 桐乃(どうやれば兄貴とラブラブになれるのか聞きたいな) 京介「そうそう見つかるもんじゃねえな」 桐乃「そうだね」 あやせ「あ、桐乃、お兄さん!何をしてるんですか?」 加奈子「ちーっす」 桐乃「あやせに加奈子じゃない。 あたしたちは散歩してるだけだけど・・・あやせたちは?」 あやせ「・・・二人で散歩? 私はね、加奈子のレッスンに付き合ってあげてるの」 加奈子「メルルのオープニングの曲が変わるんだけどよ、その振り付けとかの練習してるんだ。 あやせはお目付け役ってーの?加奈子が逃げないか見張ってんだよね。 そんなことしねーでも、加奈子は逃げねえっつーの」 あやせ「加奈子の事は信用してるけど、事務所から頼まれてるの」 加奈子「なぁ桐乃ぉ、暇なら加奈子のレッスン見に来ねぇ?」 桐乃「いいの!? ・・・やっぱりいいや。これからちょっと用事があるし」 加奈子「ふ~ん。 ひひ。もしかしてこれからお兄さんとデートかヨ?」 京桐「「へ?ち、違うぞ(から)!」」 加奈子「やっぱり、そーなんだー。 ひひひ。誘って悪かったなぁ」 京桐「「///」」 あやせ「・・・加奈子、レッスン終わったら、私が個人レッスンしてあげるね」 加奈子「?まぁいいけどヨ。 じゃあな桐乃ぉ、興味ないかもしんねぇけどよぉ、もし暇なら今度のイベント見に来てくれよな!」 桐乃「絶対に見に行くからね!」 485 名前:【SS】都市伝説を追って 2/2[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 21 07 59.74 ID UXDYbfEa0 [10/10] 京介「・・・・・・行かなくて良かったのか? もしかするとブリジットもいたかも知れないぜ?」 桐乃「いいの。 ・・・今日はあんたと一緒にいるって決めてるから」 京介「・・・そうか。 ありがとな」 桐乃「ん。 ・・・・・・」キュッ 京介「ちょっ!桐乃!どうして腕なんか組んでくるんだ!?」 桐乃「よくわかんないけど、あやせを見たらあの話のことを思い出しちゃったの!」 京介(確かに分からなくもねえけどよ、さすがにあやせでも加奈子は埋めねえだろう。 ・・・たぶん。 けど、まぁいいか) 「じゃあよ、次はどこに行く?」 桐乃「そうだね・・・・・・ 都市伝説の二人ってカップルなんでしょ? カップルが行くようなところに行ってみるのはどう?」 京介「俺とおまえでか?」 桐乃「・・・いや?」 京介「イヤじゃねえよ。 むしろ望むところだぜ!」 桐乃「ふふ。 あたしとデートスポットに行きたいなんて、京介ってホント、シスコンだよね!」 こうして俺たちは腕を組みながら町のデートスポットを巡り歩いた。 桐乃「結局見つからなかったね・・・」 京介「ああ。一緒に行った映画館でも、喫茶店でも、ブティックでも見かけなかったな」 桐乃「うん。夜景がきれいなレストランでも、町が一望できる展望台にもいなかったね」 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・確かに見つからなかったけどよ」 桐乃「うん」 京介「最高に楽しかったよな」 桐乃「・・・うん!」 家にて うへぇ~ 京介「また変な遠吠えが聞こえるな・・・」 桐乃「あれ? ねぇ京介、今日2828兄妹を見かけた人がいるって」 京介「そうなのか?」 桐乃「うん。映画館とか、喫茶店とか、ブティックとか、夜景がきれいなレストランとか、町が一望できる展望台にいたって」 京介「全部俺たちが行った所じゃねえか・・・ すれ違ったのか?」 桐乃「・・・そうかも。 残念だったね」 京介「ああ。でもよ、俺たちの目の付け所は悪くなかったんだよな。 ・・・それならさ、また今度一緒に捜しに行くか?」 桐乃「・・・・・・うん!また一緒に行こう! 絶対に、二人で幸せになろうね!」 -------------
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908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/19(月) 13 53 10.30 ID T1MA6z3f0 895 原作京介&義妹きりりん 京介(い、いいいきなり抱き付いてくるなんて一体全体これはどうなってんだ桐乃!?) 桐乃「んー」 京介「…ん、んー??」 桐乃「んーっ」 京介「???」アセアセ 桐乃「もー。意地悪しないでってば」 京介「な、なんの話?」 桐乃「だからあ、…ちゅーしてってば」 京介「!!?」 桐乃「?なんか今日のあんたおかしくない?」 京介(お前がな!?) 桐乃「んー、いつもみたいにちゅーして頭ナデナデしてくれなきゃヤ」 京介(いつもそんなことしてたっけ俺?な、なにがどうなって!??) 桐乃「あんたがしてくれないならあたしがしちゃうよ?」グイッ 京介「へ?ん!んんー!!?」チュウゥ!! 義妹編京介&原作きりりん 桐乃「にゃ、にゃあ!??いいきなり妹に抱き付くなんて、なななんのつもり???」 京介「何って彼女に甘えてるだけだぞ?」 桐乃「彼女!?へ、ふぇ?あたし…が??」 京介「そうだろ?」 桐乃「な、なに言ってんのか…あの、その…?そんな見ないでっ…ちょっ?顔近いってば…あんた何する、気……??」 京介「お前のダイスキなことだよ」 桐乃「ねえ…待ってってば…そんな、あたしまだ心の準備がっ」 京介「いつもしてるだろ?」 桐乃(いつも…って?どーゆーこと…?ゆ、夢の中の京介が現実に現れちゃった…???もう何がなんだか) 京介「桐乃…」 桐乃「京介…?」 桐乃(そっか…やっぱりそうなんだ。じゃあもういいよね?あたしの思い通りにしたって…) 桐乃「んっ」チュウゥゥ 京介「…っぷは。桐乃、今日はいつもより激しいな…?って、桐乃!?ちょっ、ま、ちょっと待って!?んん!?ンんんん!!??…きりっ こうですか? ----------
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SS『俺の親父がこんなに可愛いわけがない』京,大 俺と桐乃が二人だけの結婚式を挙げてから10年が経過した。 俺も桐乃も、あれ以来『普通の兄妹』として生活を続けている。 もちろん、お互いに彼氏彼女なんて持つわけがない。 そして、親父達にもバレないよう、自重しながら暮らしてきた。 二人暮らしも一度は考えた。 だけど、やっぱり親父達に心配をかけそうで、相変わらずの実家暮らし。 きっと、俺たち兄妹は死ぬまでこんな『普通の兄妹』を演じ続けるんだな。 そう思ってたんだ。今朝までは・・・ 「京介、話がある。後で部屋に来なさい」 親父にそう言われたのはお昼過ぎ、ちょうど俺と桐乃が食後のキスをしていた最中だった。 ・・・いや、これまでも普通に兄妹の食後のキスは毎日していたし、おはようおやすみのキスも、 食前のキスも、いってらっしゃいのキスだって何度も見られてるし、あたりまえにしている。 だからまあ、兄妹のキスに問題が無い事は明らかだ。 ・・・ただ、今日の昼食後のはちょっとやばかったんだよな。 桐乃が舌を入れてくるもんだからよ? つい10分くらいキスし続けてたんだよなあ。親父達の目の前で・・・ ついに来るべきものが来たと思ったよ。 俺と桐乃の関係が親父達にバレちまう日がよ。 これまで頑張って隠してきたけど、もう10年だもんな・・・ 我ながらよく持ったもんだと思う。 何しろ、俺も桐乃も『子供が出来るような事』だけは我慢してきたから、 お互いを想い合う気持ちが際限なく膨らんできてしまっていたわけだ。 そんな状況でだ。 健康で若い男女が25年も同棲してきたわけだぜ? 普通、無理に決まってんだろ!? 悩む俺たちをよそに、親父は部屋に戻っていってしまった。 もう、逃げる事は出来ない。 親父とも決着をつける時が来たのだ。 目の前には不安で身体を震わせる愛しい妹。 俺は桐乃の頭に手をやり、いつものように、こう言ったのだった。 「桐乃。俺に任せろ」 そしていま、俺は両親の部屋の前にいる。 俺たちの『ちょっと激しい』兄妹のキスを見て、部屋に閉じこもっちまった親父。 真面目な人であるから、桐乃と俺の仲について、相談しても、もう聞き入れてくれないのかもしれない。 だが、腹を割って話す必要がある。桐乃への気持ちは、もう割り切る事のできるものじゃあない。 こればかりは他人任せにはしていられない。なりふりかまってもいられない。 俺は扉をドンドンと強くノックする。 「親父―――いるんだろ。開けてくれ」 呼びかけると、ほどなく、 「・・・・・・・・・入れ」 と、重々しい返事が来た。 俺は緊張した声で「失礼します」と断りを入れてから、扉を開いた。 相変わらずお袋の趣味が強く出ている部屋なのだが・・・ ふと、この部屋に入ったのはいつ以来だろうかと懐かしさを感じるのだった。 そしてこれまた懐かしいことに、俺の目の前にはふて腐れて酒を飲んでいた親父の姿があった。 すでに焼酎1瓶は開けているな・・・? あれからほとんど時間が経ってないと思っていたが、もしかすると桐乃とのキスが長引いたのかもしれない。 その間一人で黙々と酒を消費していたと想像すると、たまの休日に、なんともかわいそうな話である。 いや、ひとごとじゃないんだけど・・・ 「そこに座れ」 「・・・ああ」 俺は、テーブルを挟んで親父と向かい合う形で座った。 「・・・理由は、分かっているな?」 く・・・暗い。十歳くらい老けて見えるぞ親父。 ・・・事情は分かりすぎるほど分かってるから冗談じゃすまないんだが・・・ 「桐乃の事、だよな」 「・・・おまえは何をやっとるんだ」 呆れたようにため息を吐く親父。 あまりにもその通りで、泣きたくなる。だけど・・・ 意を決して口を開く。 「親父・・・桐乃をお―――」 「あーあーあー聞こえない聞こえないっ!」 「親父・・・?」 突然俺の発言を遮る親父。 これほど取り乱す親父を見るのは初めてのことだ。 「京介。お前はこう言いたいのだろう『桐乃をお嫁に出そうか』などと! 俺はお前が俺とした約束を守ろうとしてくれるのは嬉しい。嬉しいぞ? 好きあっていてもこれまで10年間桐乃にいかがわしい事をしなかったのはそういう事なのだろう? 桐乃の幸せのために、桐乃を綺麗なままにしておいたのだろう? だがな?これまで25年間手塩にかけて育ててきた娘を家の外に出すという父親の気持ちがお前にわかるか?ええ!? そもそもどこの誰とも分からぬ馬の骨相手に俺の大切な娘をやれるものか!」 親父、俺たちのこと分かって・・・ 当然か。この人の前で隠し事などできるわけがないのだった。 ただ、その理由を少々勘違いして、最悪の想像をし続けてきていたらしい・・・ すまん、親父。 「親父、落ち着いて聞いてくれ」 「・・・・・・・・・」 「俺は、桐乃を俺のものにしたい」 「・・・・・・・・・?」 「桐乃を、俺に下さい」 「・・・・・・・・・?」 何を言ってるか分からないといった感じの親父。 土下座までして頼み込んでいる俺が、ものすごく滑稽に感じられる瞬間だ。 1分ほど考え込んでいた親父だったが、徐々に顔がにやけていくのがわかる。 正直、マジキモイ。 というか拍子抜けである。 てっきり親子の縁を切られる事も想定していたんだが・・・ 「ほう、そうかそうか。おまえは実の妹を自分のものにしようというわけか?」 頑張って恐ろしい声を出そうとしている親父だが、あまりに顔とつりあってねえ。 よっぽど桐乃を手元に置いておきたいんだろう・・・ ホントは桐乃と二人だけで生きていこうと決意してたなんて、 ぜったい言い出せない雰囲気ってヤツだ。 「ああ!超欲しいぜ!文句あっか!」 いつぞやの親父に切った啖呵を思い出す言葉を口にして。 だけど、あの時とは違い、親父からの鉄拳は飛んでこなかった。 親父は口をすぼめて(必死の努力の末に)渋面を作った。 「文句ならある」 一体何だってんだよ・・・ 「俺はもう十年もすれば定年だ。仕事一筋の俺には老後の楽しみなど殆どない」 まあ、そうだな。 親父はこれまで本当に仕事一筋だった。 けど、それとこれとどんな関係が・・・ 「ところで俺の同期には、孫が生まれた連中も多い。 孫というものは良いものだ。実に可愛らしい。俺も孫をもてたらどんなに良かった事か。 それなのに、俺の息子と娘ときたら、結婚などする気も無いらしい。 ああ、不満だ。実に不満だ」 おい・・・これって・・・ さすがは父娘ってことか・・・ 「それどころか桐乃はもう25歳。俺たちの頃ならとっくに結婚して子供も2人くらい居てもいい頃だ。 おまえのせいで、桐乃が行き遅れなどと言われるのも不満だし、 何より桐乃が子供を産めないまま生涯を終えることがあっていいと思うのか!?」 酒が十分に入った親父は言いたい放題である。 ていうかいいのか警察官!? 仕方がないので、一応は―――面白くはないが―――提案してみる。 「そんなら・・・本当に桐乃を嫁に出すのかよ?」 「イヤだ!」 こ、このオッサン!すねた駄々っ子かよ!? 椅子に座りながら手足をバタつかせ、「イヤだイヤだ」とわめき散らす中年男性約一名。 実にみっともない話である。 「じゃ、じゃあ、孫が生まれなくてもいいよな?」 「イヤだ!」 もう、このオッサンが何いってんのかわからねー 「とにかく!俺は反対だっ!反対っ!反対っ!反対っ!」 もはや何に対して反対してるかもわからない酔っ払い。完全に子供である。 ったくこの親バカめ、どんだけ娘を溺愛してんだよ。 あーあ。はーああ。・・・なんか、力抜けちまったぜ。 ・・・だが、この両方を満たす道が、無いでもない。 俺は、さっぱりとした心持ちで、深い息を吐いた。 「分かった」 「な、何が分かったというのだ?」 「俺が孕ませる。桐乃を孕ませて、2、3人孫をつくってやるぜ」 「それで俺の気が済むと思うのか?」 「ああ」 俺は親父を見習って、ハッキリと即答してやった。 「俺は桐乃を愛しているからな」 さて、この話には本当は続きがあるんだが・・・ 子供には聞かせられない話とだけ言っておくぜ。 つか、語り部だからって、おまえらに全部教えなくたっていいだろっ! End.
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404 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 1/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 44 40.43 ID EVA/UVWX0 [12/14] 368 381これで我慢してくれ。 京介「桐乃の髪って柔らかくていい匂いがして・・・ けどあいつ、全然触らせてくれねぇんだよな。 どうやったらもっと触れるんだ? 教えてyahooさん、と」 カタカタカタ 京介「ん? なるほど、ちと高いが、この手があったな」 ・・・数日後・・・ コンコン 桐乃「・・・なに?」 京介「なぁ桐乃。おまえの髪って癖っ毛だよな」 桐乃「出てけ」 京介「ちょ、ちょっと待て!」ガシッ 桐乃「チッ。 それで、何の用?」 京介「だから、おまえの髪って癖っ毛だけどよ、何か対策してんの?」 桐乃「トリートメントしたり、ヘアスプレー使ったりしてる。 でも、これって結構ガンコでさ、全然寝ないんだよね あんたもお父さんもお母さんもみんなこの辺りハネてるでしょ? もう血筋だと思ってあきらめてる」 京介「そんなおまえにこいつをプレゼントしてやる」 桐乃「え? あ、あんたが、あたしに、プレゼント?」 京介「ああ。これだ」 桐乃「・・・櫛?」 京介「最高級柘植櫛(ツゲクシ)だ。 これでも一万円以上するんだぜ?」 桐乃「これで? 確かにキレイだけど、普通の櫛にしか見えないんだけど・・・」 京介「柘植櫛で髪を梳くとな、落ち着いた、ツヤのある美しい髪になるんだとよ。 家族で代々受け継いだりもするんだぜ。 ・・・いらなかったか?」 桐乃「ううん。 ありがとう。 すっごい嬉しい。 ずっとずっと大切に使うからね・・・」ギュッ 京介「ところで桐乃、これをプレゼントする上で一つ条件がある」 桐乃「条件? ・・・・・・~~~!! ま、まさか、キ、キスさせろとか、お、おっぱい揉ませろとか、添い寝しろとか!? 京介がしたいならいいケド・・・でもダメ!なんかと交換でっていうのはダメだから!!」 京介「ちげーよ! その、なんだ、その櫛でおまえの髪を梳かせてくれねえか? 俺が買ったんだし、初めの一回くらい俺にやらせてくれてもいいだろ?」 桐乃「あたしの髪を? 乱暴に扱いそうだからイヤなんだけど・・・ ・・・もしいらないって断ったらどうする?」 京介(考えてなかったな・・・) 「しかたないから麻奈実かあやせにでもあげるか」 桐乃「その二人にあげるのはダメ」 京介「何でだよ」 桐乃「あやせとか地味子とか、あんたからそういうの貰ったら勘違いするに決まってるじゃん。 だから、あたしが貰ってあげる」 京介「そうか、良かった」ホッ 405 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 2/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 45 25.44 ID EVA/UVWX0 [13/14] 桐乃「あたしの髪はデリケートなんだから、乱暴に扱わないでよね」 京介「分かってるよ。 さて、梳くからな」 桐乃「うん」 スッスッ ふわり 京介(桐乃の髪ってやっぱり柔らかくて細くていい匂いがして・・・ やべぇ、クンカクンカしたくなってきやがる) 桐乃「んっ・・・」 (すっごい優しく扱ってくれてる・・・ それにしても、誰かに髪を梳かれるのってこんなに気持ちいいの?) サッサッ ふわり 京介(やべぇ、なんか頭がクラクラしてきた。 桐乃の髪の匂いに酔ったのか?) 桐乃「はぁ・・・んんっ・・・ぁ・・・」 (頭がフワフワしてきた・・・) ・・・・・・ 京介「・・・終わったぞ」 桐乃「・・・・・・ぇ? もう、終わり?」ボー 京介「何言ってんだ桐乃。もう30分も経ってるぞ。 これ以上やったら髪が痛んじまうじゃねえか」 (俺としてももっと触っていたかったんだけどよ) 桐乃「ほんとだ・・・」ボー 京介「それよりほら、触ってみろよ」 桐乃「ん」 サラサラ ふわり 桐乃「柔らかくて、サラサラになってる気がする」 京介「だろ?このまま毎日続ければその癖毛も直るんじゃないか?」 桐乃「うん。 ・・・本当にありがとね」 京介「どういたしまして」 406 名前:【SS】綺麗な髪に必要なもの 3/3[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 21 46 36.05 ID EVA/UVWX0 [14/14] 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・」 桐乃「ねぇ」 京介「・・・なんだ?」 桐乃「・・・・・・もしかしてあんたさ、あたしの髪に触りたくて櫛をプレゼントしてくれたワケ?」 京介「う” ・・・まぁ初めはそのつもりだったけどよ、櫛を選んでるうちにお前が喜んでくれりゃあそれでいいかなって思えてきて・・・ おまえ癖っ毛なの気にしてただろ? それが直ればもっと綺麗になるんじゃないかってな」 桐乃「~~~キモ!キモ!キモ! 妹に喜んで欲しいとか、キレイになってほしいとか、あんたマジシスコン!」 京介「わ、悪いかよ!おまえだって嬉しかったんだろ?」 桐乃「~~~!た、確かに嬉しかったケド! ・・・・・・ ふぅ。とりあえず、この櫛はちゃんと使ってあげるから」 京介「そうか」 (公然と桐乃の髪に触れるのはこれきりか。 まぁ桐乃も喜んでくれたし、値段の分は堪能できたな) 桐乃「それと、あたしだけプレゼントを貰うのはなんだから・・・ あんたの手際も悪くなかったし? ・・・この櫛であたしの髪を梳かせてあげる」 京介「いいのか?」 桐乃「・・・うん。 その代わり、ちゃんと一日二回、朝とお風呂上りに毎日心をこめて優しく梳くこと! いい?」 京介「お、おう!」 桐乃「~♪~♪~♪」 あやせ「桐乃、最近髪が綺麗になったよね」 桐乃「そうかな?」 あやせ「うん。すごい艶やかになってるし、髪質も良くなってる。 髪だけは勝ってたと思ってたのに、悔しいな」 桐乃「えへへ~」 あやせ「トリートメントを変えたの?」 桐乃「ううん。髪を梳かすのにつげの櫛を使うようにしたんだ」 あやせ「つげ? 櫛だけでそんなに違うんだ。 お母さんも使ってたと思うし、私も使ってみようかな?」 桐乃「使ってみなよ。 でもね、一番大事なのは― 愛情を込めて優しく梳くことだからね!」 -------------
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431 名前:もし俺妹の京介が「バレンタイン大作戦」を読んだら【SS】[sage] 投稿日:2011/02/12(土) 23 42 55 ID m4F39ZczO [2/2] 「…なるほど、そっちの世界では、俺たちがライトノベルの登場人物として存在してるんだな」 「さすがは京介さん、理解が早くて助かります。」 異世界の住人を名乗る人物は、雑誌をコピーしたらしい紙を差し出してきた。 「つまり、そっちの世界のアニメディアって雑誌の『デートプラン』を俺が、桐乃とやれと?」 「その、京介さん?不満でらっしゃいます……か?」 「当たり前だろ!何の因果でバレンタインに兄妹デートなんだ?誰得なんだよ!」 「落ち着いて下さい。タダでとは言いません。お礼にこっちの世界で大評判の、 京介さんが俺妹の登場人物とイチャイチャする同人誌と、 登場人物のセクシーな特大ポスターを差し上げます」 「……分かった。やることにする。報酬を忘れないでくれよ」 ※※※ 「ちょっとアンタ、どうしてうちの校門前にいるのよ」 「何でもいいだろ。ほら、いっしょに帰るぞ」 俺は桐乃と連れだって歩くが、程なく会話のネタに尽きてしまった。 「………」「………」 「ちょっと、黙ってないで何か話しなさいよ」 「そうだな。じゃあゲームでもするか。 互いに知ってるゲームやアニメの妹キャラの名前を一人ずつ言ってくのはどうだ」 「ハア?、何それ。まあ仕方ないからやってあげるけど、負けたほうが買ったほうに飲み物をおごりね」 ニヤッと不敵な笑みを見せる桐乃 …結果はもちろん桐乃の勝利。てか、なんで俺が生まれる前のアニメの 妹キャラ知ってんだよ、化け物かあいつは??? 駅前のマックでおごらされて、とにかくも下校デートは終わった。 さて、あとはイベントデートか。 異世界の住人の話では、家デートは既にやってるわけだからパスでいい。 その代わり休日のイベントデートを充実してほしいとのことだ。 しかし、「タイに現地集合してゾウに乗る」とか、沙織じゃなきゃ無理だろ! ……待てよ、ゾウに乗るだけなら、俺の財力でもいけそうだな…… ※※※ 「へえ、千葉にこんなところがあるなんてねえ」 桐乃と俺の目の前で何頭ものゾウがショーをしている。 ここは千葉県の中央部に位置する市原市の「市原ぞうの国」 TDLや繁華街ならいざしらず、こういう場所でいいのかとも思ったが、 意外にも桐乃は面白がってるようだ。 ショーを見終わったところで、俺は桐乃に声をかける。 「なあ、ゾウに乗ってみようぜ」 「えっ?乗れるの?」 ゾウの背中に取り付けられた台の上に座って俺たちは場内を一周する。 途中ゾウが大きく揺れた時、桐乃がしがみついてきたのには驚いた。 その直後に記念撮影もしてくれたんだが、桐乃にひじ鉄を食らった後なので、はたしていい顔で撮れてるだろうか。 ※※※ 「……兄貴にしては、考えた内容じゃん。」 「そう言って貰えると、誘った甲斐があったな」 「……また誘ってくれると、嬉しいんだけど……」 「分かった分かった」 俺はやっと約束を果たしたって満足感で満たされてたが、 それにしても桐乃はやたら喜んでるんだな。そんなにゾウの国が楽しかったのか? ゾウがそこまで好きだったとは意外だ……… ※※※ 「……なんだこれは………」異世界の住人から届いた品は 「ブラコン妹がただひたすら兄といちゃいちゃしたい本」ってタイトルの同人誌と 真っ赤なビキニ水着の桐乃が「I Love You」とデコレーションされたチョコを差し出してるポスターだった 「どうしろって言うんだよ、この品々を……」 -------------
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511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/23(木) 09 56 43.27 ID GaHPWcsNO 京介「(カチャ)ただいまー」 桐乃「おかえり!! 京介「うわびっくりした!お前なに玄関で待ち構えてんの!?」 桐乃「いいじゃんそんなん!!ねねそんな事より、今日はキスの日なんだって!知ってた!?ねーねー知ってた!?」 京介「あ、ああ。昨日そんなん聞いたような…」 桐乃「やばいよねー。超やばいよねー。特にシスコンの兄貴がいる家庭はやばいよねー」 京介「?なんだかよくわからんが、ほれ」 桐乃「ん?」 京介「帰りに買ってきた。お袋に渡しといてくれ」 桐乃「…なにこれ?」 京介「なにって、キスだよ鱚」 桐乃「へ?」 京介「しかし大仰だよな『鱚の日』なんてよ。大方旬だとかなんとかなんだろうが迷惑な話だ」 桐乃「…」 京介「学校帰りの学生に買わせるなっての」 桐乃「…えーえーわかってましたよ。こいつだし。せいぜいこんなオチだと…」 京介「あ、桐乃」 桐乃「なによっ!?」 京介「(ちゅー)ぷは。わり。ただいまのチュウ忘れてた」 桐乃「!!?///」 ----------
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500 名前:【SS】バイクに乗って 1/3[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 15 59 02.22 ID NVVBV/940 [8/14] 桐乃「あ、お帰り、兄貴」 あやせ「お邪魔してます、お兄さん」 京介「ただいま、桐乃。久し振りだな、あやせ。 二人とも何の雑誌を見てるんだ?」 桐乃「バイク雑誌だよ」 あやせ「今日は8・19でバイクの日なんです」 桐乃「あたしたち来年で16だからさ、バイクに乗れるようになるんだよね」 京介「桐乃がバイクか・・・ 今まで想像した事なかったが、結構似合うな」 あやせ「長い髪をなびかせてバイクを運転する桐乃かぁ・・・ すごい格好良いんだろうなぁ」 京介「ヘルメット付けてるから髪はそんなになびかねえと思うけどな」 あやせ「もう、こういうのはイメージが大事なんです!」 京介「そっか、すまねえな。 それで、桐乃はバイクの免許を取る気なのか? まあ、親父には反対されるだろうけどな」 桐乃「え?考えた事なかったな・・・」 桐乃(京介のバイクの後ろに乗ることは考えた事あったけど、 京介を後ろに乗せるのは考えた事なかったな・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 京介「おい桐乃、そんなに飛ばすな!」 桐乃「これでも法定速度内だよ。 怖いならちゃんとつかまっててね」 京介「ああ」ぎゅぅぅぅ 桐乃(京介があたしにしがみついてる!!) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃(結構いいかも・・・ そうじゃなくても、京介をいろんなところに連れまわせるようになるし、バイクの上だと二人きりだし) 京介「あやせはどうなんだ?」 あやせ「私ですか?」 あやせ(桐乃を後ろに乗せて二人でお出かけ・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「ねえあやせ、怖いからもうちょっと速度落として?」 あやせ「これでも法定速度内だよ。 怖いならちゃんとつかまってね」 桐乃「うん」ぎゅぅぅぅ 桐乃「・・・・・・あやせって、柔らかくていい匂いがするね」 あやせ(桐乃が私に抱きついてきてる!!) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あやせ(結構いいかも・・・ そうじゃなくても、桐乃と一緒に色々なところに遊びにいけるし、バイクの上だと二人きりだし) 桐あ「「免許取ろうかな・・・」」ボソ 京介「免許取ったらバイクで旅行にいけるようになるな」 501 名前:【SS】バイクに乗って 2/3[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 15 59 32.64 ID NVVBV/940 [9/14] 桐乃(バイクで旅行?) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「次どっち? あたしの抱き心地がいいのはわかるけどさ、あたしにしがみついてるだけじゃなくて、ちゃんとナビゲートしてよね」 京介「・・・・・・そこを右だ」 桐乃「右ね。 ・・・・・・え?」 桐乃(ここってラブホじゃん! 京介、ここに入れって言ってるの? ・・・・・・覚悟決めてもいいんだよね?) 桐乃「・・・ねえ、ちゃんと最後まで案内してね」 京介「ああ。 天国まで連れて行ってやるよ」キラッ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「~~~~」カァァァ あやせ(バイクで旅行?) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「目的地まだかな?」 あやせ「もうすぐだよ。 ほら、見えたでしょ?」 桐乃「え?ここって・・・」 桐乃「駄目だよ、あやせ・・・ だって、あたしたち女の子だし・・・」 あやせ「ふふふ・・・ 桐乃、目的地がラブホテルだってわかっても何も言わなかったよね? もしかして、期待してたんじゃないのかな?」スッ 桐乃「え?んっ!」ビクン あやせ「ふふ・・・ 桐乃は時々私に嘘つくけど、身体は正直なんだね・・・」チュ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あやせ(あるいはお兄さんと・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あやせ「もう!お兄さん、変なところ触らないでください!」 京介「仕方ないだろ?おまえの身体以外に掴まれるところないんだからよ」 あやせ「でも腰はくすぐったくて・・・」 京介「仕方ねえな。じゃあ、掴みやすそうだしここにするか」フニョン あやせ「きゃあ! お兄さん、運転中だと危ないですから、いきなり触らないでください!」 京介「運転中じゃなけりゃいいのか?」 あやせ「え?」 京介「もう暗くなってきたから、今日はあそこに泊まろうぜ」 あやせ「あそこって・・・ わ、私本気にしちゃいますよ?」 京介「あのプロポーズは本気だったんだぜ?」キラッ あやせ「・・・わかりました。 今夜は好きなだけ、好きなところを触ってくださいね?」ニコ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あやせ「~~~~」カァァァ 502 名前:【SS】バイクに乗って 3/3[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 16 00 02.11 ID NVVBV/940 [10/14] 京介(桐乃がバイクの免許を取る、か。 事故らないか心配だな。危ないからライダースーツは必須だよな。 もちろんあやせにも着てもらわねえと) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桐乃「あんたが買ってくれたライダースーツ、身体にぴったりと張り付いてすっごい恥ずかしいんだけど・・・」モジモジ 京介「恥ずかしがる必要はないんだぜ。 こんなにいいケツしてるんだからよ」キラッ 桐乃「もう・・・」カァァ あやせ「お兄さん、このライダースーツ体の線が出すぎです! それに、胸も窮屈で・・・」ジィィィ 京介「おい、あやせ。 窮屈だからってジッパーを下げると、胸の谷間が見えちまうじゃねえか」 あやせ「もう!お兄さんたら・・・ これは『魅せて』るんですよ?」 あやせ「お兄さん、着る時に手伝ってもらいましたけど」 桐乃「脱ぐ時にも責任取って手伝いなさいよね」 京介「仕方ねえな。ちゃんと脱がしてやるからよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 京介「ふへへへへ」ニヤニヤ 桐乃「・・・ねえ兄貴、あんたさ、あたしがバイク買ったら一緒に旅行とか行きたい?」 あやせ「え?桐乃、それどういう意味?」 桐乃「ほら!あたしが免許とりたてで危なくてもさ、こいつなら身を挺してかばってくれそうじゃん? だからさ・・・ダメかな?」 京介「・・・・・・そうだな。 免許取ったら一緒にどっか行くか」 桐乃「うん!」パァァァ あやせ「桐乃!?」 京介「でもな、バイクの二人乗りは免許取ってから一年経たないと駄目なんだぜ。 身を挺して庇おうにも、一番危険な乗り始めの一年に一緒にいられないんじゃあな」 桐乃「あ、そうだった・・・」 京介「それに来年なら俺が先に車の免許を取ってるぜ。 だからよ」 京介「さっき言ったとおり、俺が『免許を取ったら』一緒にどっか行こうな」 桐乃「うん!約束だからね!」 あやせ「そんなの駄目です!」 京介「あやせ?」 あやせ「お兄さんと桐乃が二人で出かけたら、お兄さんが自分で運転してるのをいいことに、 桐乃をいかがわしいところに連れて行こうとするに決まってます!」 桐乃「そ、そんなことするはずないじゃん!」ドキドキ 京介「そうだぞ。俺が桐乃の嫌がることをするはずないだろ」 あやせ(桐乃が乗り気だとそのままゴールしちゃうじゃないですか!) あやせ「とにかく、桐乃とお兄さんが二人で旅行に行くのは認めません。 どこかに行くなら、お兄さんが桐乃を襲わないように私が見張りますから」 京桐「「え?」」 あやせ「だから、旅行に行く時には私も誘ってくださいね!」 ----------
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441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/14(木) 02 42 43.09 ID Dx90pxre0 426みたいなイメージで 京介「ただいま~」 桐乃「出しなさいよ」 京介「い、いきなりなんなんだよ」 桐乃「今日貰った“ブツ”全部だしなさいよ!」 ・ ・ ・ 桐乃「麻奈実さんに、黒いのに、あやせ。加奈子まで…。 大漁でよかったねぇ~」 こいつがいいヤツでモテるのは知ってるつもりだったケド。 やっぱり気になっちゃうワケで…。 朝、恥ずかしくて渡せなかったのが悔やまれるなぁ…。 京介「いや、これはだな桐乃…多分皆、義理だし…」 桐乃「そんなワケないじゃん! 大体そんなコト言ったら、こんな気合い入ったチョコくれた子達に失礼でしょ!」 京介「す、すまん…」 桐乃「…ふんっ」 京介「…でもな、桐乃。」 桐乃「?」 京介「確かに皆からチョコ貰えたのは、すげぇありがたいし嬉しいけどさ。 義理だろうが本命だろうが、誰からいくつ貰ったって、 俺にとっちゃ大して意味はないんだよ。」 桐乃「えっ?」 京介「“誰かさん”がこれからくれる筈の、本命チョコ以外はな」 桐乃「!?なななっ…!何言ってんのこのシスコン!」 京介「へーへー、どうせ俺はシスコンですよ」 桐乃「キモ…!」 京介「…でさ、桐乃。 その後ろに持ってるチョコは、いつくれんの?」 バ、バレてるっ!?(カァァ) 桐乃「うーっ……」 桐乃「め、目閉じなさいよ!」 京介「なんでチョコを渡すのに目を閉じる必要が…」 桐乃「い、いいからっ!」 京介「へいへい」 (カリッ 京介「(カリッ?)」 (チュッ 京介「んむっ!?」 京介「おまっ!口移しって…」 桐乃「お、美味しかった?」 京介「び、ビックリしすぎてわかんなかった」 桐乃「な、なにそれ」 京介「だから、もっかい。今度はゆっくり、な」 桐乃「……。しょ、しょうがないなぁ…」 おしまい ----------